幼児期の食事

1才半~2才の頃の進め方

  • イラスト:1歳児手づかみ中心で、自分の口に合う量を噛みきり、咀しゃくし飲み込むことを覚える時期です。
  • スプーン等は、使えるのに個人差もあるので、焦らず徐々に慣らしていきましょう。
  • 決まった時間、場所で、家族一緒にあいさつをして、食べることを楽しみましょう。
  • 3食「主食、主菜、副菜」を揃えましょう。

3才~5才の頃の進め方

  • 3歳を過ぎると、乳歯がほぼ生え揃ってきます。弾力のある食材や噛むごとに味わいの出る食材を加えたりして、よく噛んで食べる習慣を身につけましょう。
  • 大人とほぼ同じメニューを食べられるようになってきます。薄味を基本に、時には親子で食事作りなどを挑戦することで、食事の楽しさも教えましょう。

むら食いや偏食が目立つとき

  • 乳児期に比べて、発育のスピードが緩やかになり、今まで以上にむら食いや偏食が目立ちますが、それは当然のことで心配はいりません。
  • おやつや食事の時間を決め、内容にも注意し、色々な味、食感、香りに触れさせることで、味覚が発達し偏食も防げます。
  • 積極的に体も動かし、きちんとお腹を空かせて、食事をとらせましょう。

この時期の適量

  • 子どもによって、食べたり食べなかったり食事の量が減ったりしますが、元気で順調に発育していれば大丈夫です。
  • 母子健康手帳の発育カーブを参考にして、子どもの成長を正しくつかみ、その子なりの量を知っておきましょう。

おやつの与え方の注意点

  • おやつは、食事の一部として考えて、糖分をあまり含まない牛乳、麦茶などの飲み物と、いも類、穀類、果物などを組み合わせて与えましょう。
  • 与えすぎは、食欲不振、偏食の原因にもなるので、1日1~2回、時間を決めて与えましょう。
  • 食欲のないとき、遊びの少ないときに、必ずしもおやつを与える必要はありませんが、お茶、麦茶など甘みや刺激のない飲み物で、水分補給を心がけましょう。

 

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