子どもを事故から守ろう

子どもの死亡原因のうち、「不慮の事故」は全体の3分の1から4分の1にも上がり、病死よりも多いのが現状です。乳幼児の事故を防ぐには、何よりも予防対策が重要です。
子どもの成長に合わせ、常に危険をチェックするようにしましょう。

0歳児に多い窒息死

0歳児の事故死の約7割は窒息が原因で、次いで溺死、交通事故、転倒、転落の順になっています。

窒息の多くは、食べ物によるものやベッド内で起きています。

1歳~4歳児に多い溺死と交通事故

1歳~4歳児の事故死は溺死と交通事故が約6割を占め、窒息がそれに次いでいます。溺死の半数以上は、浴槽で起きています。

5歳以上は半数が交通事故

5歳以上になると屋外での行動範囲も一段と広がるため、交通事故による死亡は、事故死の約半数を占めるようになります。

「安全度」をチェックしてみましょう

お家の中や子どもの様子を思い出しながら、当てはまる項目に○印をつけてください。

「はい」を1点として、あなたは何点とれますか?

  • ベビーベッドの柵をいつも上げていますか?
  • 赤ちゃんをテーブルやベッドに置いたまま、一人にしないようにしていますか?
  • 赤ちゃんにビーズや硬貨など小さなものを与えないようにしていますか?
  • 階段は転倒防止のために上り口や下り口に柵を付けていますか?
  • タバコ、薬、化粧品、洗剤などを子どもの手の届くような所に置かないようにしていますか?
  • ストーブ、アイロン、ポットなどやけどの原因となるようなものは、子どもの手の届かないところへ置いていますか?
  • 熱いお茶やコーヒーの入ったコップなどをテーブルの端に置かないようにしていますか?
  • 流しの下には危険なものを置かないようにしていますか?
  • 窓やベランダには踏み台になるようなものは置かないようにしていますか?
  • 洗濯機の水は抜いておき、踏み台になるものは置かないようにしていますか?
  • 目を離したすきに赤ちゃんが入らなうように、浴槽の入り口に鍵をかけたり、開かないような対策をたてていますか?
  • 浴槽には水をためておかないようにしていますか?
  • テーブルクロスは引っ張ると危ないのではずしていますか?

これからも安全に気を付け、事故のないようにしましょう。

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